〔不動産コンサル・長嶋修の一棟両断〕/92 実態と異なる「住宅寿命」説
エコノミスト 第99巻 第17号 通巻4697号 2021.4.27
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第17号 通巻4697号(2021.4.27) |
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ページ数 | 1ページ (全1435字) |
形式 | PDFファイル形式 (312kb) |
雑誌掲載位置 | 70頁目 |
「住宅の寿命は30年」。なんとなく私たちが思い込まされてきたこうした言説は、実態とは全く異なる。 国土交通省によれば、「木造住宅の寿命は27年または30年」「マンション(RC=鉄筋コンクリート造)は37年程度」としていることが多い。ところがこうした数字は、実態を反映した数字とはとてもいえない。例えば「木造住宅の寿命27年」説の根拠とは「取り壊した住宅の平均築年数」。現実には、築40〜50年、あるい…
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