〔WORLD・WATCH〕豪州 小麦生産が干ばつから急回復=守屋太郎
エコノミスト 第99巻 第12号 通巻4692号 2021.3.23
| 掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第12号 通巻4692号(2021.3.23) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全518字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1191kb) |
| 雑誌掲載位置 | 91頁目 |
さぬきうどん原料の小麦など、日本人になじみ深い豪州産農産品の生産が、干ばつから急回復している。中国の輸入制限やコロナ禍にもかかわらず、2020年度(20年7月〜21年6月)の農業生産額は、659億豪ドル(約5兆5000億円)と史上最高を記録する見通しだ。 降水量の回復により、穀物が史上2番目の豊作となったことが寄与した。主力の小麦の生産量は3300万トンと前年度比2・2倍の大増産となった。ただ、…
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