〔独眼経眼〕製造業指標に実体経済回復の予兆=藤代宏一
エコノミスト 第98巻 第49号 通巻4680号 2020.12.22
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第49号 通巻4680号(2020.12.22) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1031字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (791kb) |
| 雑誌掲載位置 | 43頁目 |
世界的に製造業の生産活動の回復が明確化してきた。 11月のグローバル製造業PMI(購買担当者指数)は53・7と好不況の分岐点を5カ月連続で上回り、2018年2月以来の高水準に達した。この指標は企業に対して前月との比較で景況感を問う形式であるから、指数改善はこの間の回復モメンタムが強まっていることを意味する。 底堅さの背景は主に二つである。一つは旅行、外食、エンターテインメントといった対面型サービ…
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