〔ザ・マーケット〕穀物 不作と輸入増で騰勢強まる=柴田明夫
エコノミスト 第98巻 第43号 通巻4674号 2020.11.10
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第43号 通巻4674号(2020.11.10) |
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ページ数 | 1ページ (全461字) |
形式 | PDFファイル形式 (405kb) |
雑誌掲載位置 | 63頁目 |
シカゴ穀物価格は10月に入り騰勢を強めている。大豆は10月23日、1ブッシェル=10・83ドルを付け、2年半ぶりの高値圏で、小麦は6・32ドル、トウモロコシも4ドル台に乗せた。シカゴ大豆の取組高は10月に入り約24年半ぶりに100万枚の大台を超えた。米国産大豆の減産予想と中国の旺盛な穀物輸入が背景にある。 米中西部が8月にハリケーンや高温乾燥に見舞われ、当初の豊作予想が一変。米農務省は10月需給…
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