〔WORLD・WATCH〕インド 金の密輸が減らない理由=中島敬二
エコノミスト 第98巻 第42号 通巻4673号 2020.11.3
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第42号 通巻4673号(2020.11.3) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全517字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (619kb) |
| 雑誌掲載位置 | 86頁目 |
インドの空港で「金」の密輸が摘発される光景は珍しくない。例えば、インド第4の都市で人口800万人のチェンナイの空港では、10月1日に2・9キログラム、4日に891グラム、5日に653グラム、8日に3・15キログラムの金が押収された。デリー空港やベンガルール(バンガロール)空港でも摘発は日常茶飯事だ。 インドで金の密輸が絶えないのは、密輸量1キログラム当たり、60万ルピー(約86万円)がもうけとし…
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