〔東奔政走〕健康不安で浮上した「９月退陣」説 「安倍隠し」の裏で進むコロナ危機＝平田崇浩
エコノミスト 第９８巻 第３４号 通巻４６６５号 2020.9.8
| 掲載誌 | エコノミスト 第９８巻 第３４号 通巻４６６５号（2020.9.8） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2101字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （1565kb） |
| 雑誌掲載位置 | ７０〜７１頁目 |
健康不安は政治家にとって鬼門とされる。指導者の重責を担うにあたわずと見なされれば、途端に求心力が低下しかねないからだ。安倍晋三首相が第１次政権をわずか１年で放り出したときも、難病の潰瘍性大腸炎が悪化していたことは退任後まで秘匿された。ところが今、「首相は疲れている」との情報が政権側から積極的に発信されている。なぜだろうか。 逆説的だが、今回は体調不良を理由に辞めるつもりはないという意思表示とも受…
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