〔特集〕2020年後半 経済大展望 複合食糧危機 バッタとコロナの同時多発 供給に空前の不確実性=柴田明夫
エコノミスト 第98巻 第31号 通巻4662号 2020.8.18
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第31号 通巻4662号(2020.8.18) |
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ページ数 | 1ページ (全1425字) |
形式 | PDFファイル形式 (297kb) |
雑誌掲載位置 | 32頁目 |
どうにも不可解である。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の収束が見えぬなか、世界各地で同時多発複合の食糧危機連鎖の懸念が生じているにもかかわらず、市場が静観していることだ。 シカゴ穀物市場では、大豆、小麦、トウモロコシともに、ここ数年、安値圏で推移している。背景には8年連続の記録的豊作予想がある。米農務省が7月に発表した需給報告によれば、2020〜21年度の世界穀物生産量は27億6…
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