〔書評〕歴史書の棚 喜びや楽しみもあった イメージ変える新研究=井上寿一
エコノミスト 第98巻 第29号 通巻4660号 2020.7.28
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第29号 通巻4660号(2020.7.28) |
---|---|
ページ数 | 1ページ (全898字) |
形式 | PDFファイル形式 (302kb) |
雑誌掲載位置 | 50頁目 |
サンドラ・シャール『「女工哀史」を再考する』(京都大学学術出版会、6200円)は博士論文に基づく学術書であり、価格も高く、本欄で取り上げるべきか迷った。それでもふれないで済ませる気持ちにならず、思い切って紹介する。 近代日本の女性労働者像を決定づけたのは、細井和喜蔵『女工哀史』(岩波文庫、1130円)だろう。過酷な労働環境のなかで働く製糸女工たちは、資本主義を告発しているかのようだった。 ジェン…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全898字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。