〔書評〕歴史書の棚 歴史資料としての偽文書 同時期刊行の2冊を読む=今谷明
エコノミスト 第98巻 第19号 通巻4650号 2020.5.19
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第19号 通巻4650号(2020.5.19) |
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ページ数 | 1ページ (全952字) |
形式 | PDFファイル形式 (305kb) |
雑誌掲載位置 | 54頁目 |
偽書・偽文書に関する歴史書が、偶然にも同じ日に発行された。原田実著『偽書が揺るがせた日本史』(山川出版社、1800円)と馬部(ばべ)隆弘著『椿井文書(つばいもんじょ) 日本最大級の偽文書』(中公新書、900円)である。今回はこの2冊を取り上げる。 わが国中世で偽文書が横行したのは、当時の訴訟が徹底した当事者主義だったことに関係がある。当事者が出した文書を裁判所が判断しないから本物だろうとみなされ…
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