〔学者が斬る・視点争点〕「痛み伴う改革」の真贋見極める=田中琢真
エコノミスト 第98巻 第18号 通巻4649号 2020.5.12
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第18号 通巻4649号(2020.5.12) |
---|---|
ページ数 | 2ページ (全2650字) |
形式 | PDFファイル形式 (690kb) |
雑誌掲載位置 | 48〜49頁目 |
◇「悪化は好転の兆し」にだまされるな「この政策は一時的に失業が増える。だが後々、必ず成長率が上がる。痛みに耐えよう」。構造改革や財政再建の議論が盛んだったころ、こう説明して国民の批判をかわす政治家がいた。 他方、「インチキ薬」を売る詐欺師も、この理屈をよく使う。詐欺師は、患者に標準的な治療をやめさせインチキ薬を薦める。薬はインチキなので、症状は悪化するのだが、詐欺師は「これは、後に改善する兆候の…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「2ページ(全2650字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。