〔書評〕歴史書の棚 日中韓の論理を読み解く刺激的な時事エッセー=加藤徹
エコノミスト 第98巻 第16号 通巻4647号 2020.4.21
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第16号 通巻4647号(2020.4.21) |
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ページ数 | 1ページ (全960字) |
形式 | PDFファイル形式 (301kb) |
雑誌掲載位置 | 54頁目 |
岡本隆司『東アジアの論理』(中公新書、820円)は、ちょっと毒のある時事エッセー集だ。著者は京都府立大学の教授で、専門は中国を中心とする近代アジア史。現代の日本・中国・韓国のあいだの問題や摩擦を、過去の歴史にさかのぼって読み解く。『週刊東洋経済』に2016年から19年まで連載した記事を収録した本で、毎回、時事ネタや具体的な事例に即し、わかりやすく叙述している。 複雑怪奇な現代中国の政治や経済も、…
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