〔中国視窓〕チャイナウオッチ 繊維生産が新型肺炎で停滞 生地不足でさまよう企業も=岩下祐一
エコノミスト 第98巻 第10号 通巻4641号 2020.3.10
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第10号 通巻4641号(2020.3.10) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1325字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (453kb) |
| 雑誌掲載位置 | 63頁目 |
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が、中国の繊維品生産に深刻な影響を与えつつある。糸や生地、縫製工場の一部は約10日遅れで生産を再開したが、稼働率はまちまちで、正常化にはほど遠い。稼働できないところもまだある。こうした「川下」の生産停滞で「川上」の化繊の原料工場では在庫が膨らんでいる。 新型肺炎を受け、中国政府は1月30日までだった春節(旧正月)休暇を2月2日まで延長。その後、多くの地方政府…
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