〔アートな時間〕映画 嘘八百 京町ロワイヤル 前作をしのぐ華麗さとスケール だまし、だまされる娯楽傑作=野島孝一
エコノミスト 第98巻 第4号 通巻4635号 2020.1.28
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第4号 通巻4635号(2020.1.28) |
---|---|
ページ数 | 2ページ (全1094字) |
形式 | PDFファイル形式 (1121kb) |
雑誌掲載位置 | 92〜93頁目 |
「嘘八百」は、骨董品をめぐって、劇中の登場人物と一緒に観客もだまそうとする「コンゲーム」映画として好評だった。だが、まさか続編が作られようとは、思ってもみなかった。それは一話完結の完成度が高かったためだ。それと、「嘘八百」のテーマだった千利休の贋作(がんさく)のような素材が、そうそうどこにも転がっているとは思えなかった。だが、武正晴監督とそのチームは、古田織部の幻の茶碗(ちゃわん)という奇手を繰り…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「2ページ(全1094字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。