〔FLASH!〕三菱東京UFJ銀異例のトップ交代 旧三菱銀時代の早期選抜の弊害=浜條元保
エコノミスト 第95巻 第23号 通巻4504号 2017.6.13
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第23号 通巻4504号(2017.6.13) |
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ページ数 | 4ページ (全678字) |
形式 | PDFファイル形式 (973kb) |
雑誌掲載位置 | 11〜14頁目 |
ポスト平野の不在──。三菱東京UFJ銀行の異例のトップ交代は、同行特有の人事慣行の弊害を露呈させた。 就任から1年余りで退任する小山田隆頭取は、10年前から「頭取当確」が打たれた旧三菱銀行を象徴する人事であり、人物だった。現頭取が最後まで次期頭取の人事権を握り続けることで起こる不毛な人事抗争を回避、早期選抜で将来のトップとしての帝王学をみっちり学ばせるのだ。 しかし、これは預金を集め企業に貸し出…
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