〔アートな時間〕映画 光 あふれ出る河瀬直美監督の思い 映画への愛、弱き者への慈しみ=勝田友巳
エコノミスト 第95巻 第22号 通巻4503号 2017.6.6
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第22号 通巻4503号(2017.6.6) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1098字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (729kb) |
| 雑誌掲載位置 | 108〜109頁目 |
映画監督も作風に強い個性と主張があると“作家”と称される。芸術としての映画の作り手に敬意を込めた呼び方だろう。河瀬直美監督は独自の世界観を持ち、自身を作品に色濃く反映する。日本では好き嫌いが分かれがちでも、国際映画祭では引っ張りだこ。日本を代表する映画作家の一人となった。この新作もカンヌ国際映画祭に出品された。デビューから20年、成熟を感じさせる。 目の不自由な人たちに向けて、上映中に映画の画面…
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