〔利他性〕神経経済学の新発見 「人間は協同作業に快楽を得る」=下川哲矢
エコノミスト 第95巻 第22号 通巻4503号 2017.6.6
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第22号 通巻4503号(2017.6.6) |
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ページ数 | 2ページ (全2994字) |
形式 | PDFファイル形式 (345kb) |
雑誌掲載位置 | 44〜45頁目 |
伝統的な経済学は、これまで、利己的な利益にだけ基づいて行動するような人物像を前提としてきた。そこでは他人との協力は、原則として将来自分の利益になる場合にのみ生じると考えてきた。しかし、近年、認知科学や脳神経科学の成果を取り入れた神経経済学が、人々の協力行動やそれを支える倫理的判断に関する知見を飛躍的に広げた結果、不平等回避や利他性といった傾向が、人間に本質的に備わったものであることを明らかにして…
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