〔特集〕ビジネスマンのための資本主義入門 語り継がれるドイツ小説 ベルが問うた「お金と幸福」の不都合=木本伸
エコノミスト 第95巻 第18号 通巻4499号 2017.5.9
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第18号 通巻4499号(2017.5.9) |
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ページ数 | 11ページ (全2901字) |
形式 | PDFファイル形式 (2107kb) |
雑誌掲載位置 | 20〜30頁目 |
ドイツ人作家ハインリヒ・ベル(キーワード)が1963年に発表した短編小説『労働者の倫理を引き下げるための物語』(27ページ参照)は、経済と幸福をめぐる議論で今も語り継がれる名作である。 作品発表当時の西ドイツは、奇跡の経済復興のただ中。経済成長の夢が現実となり、誰もが「明るい未来」を信じていた時代だった。ところが、ベルはこの時代精神に冷や水を浴びせる。 作品の登場人物は、旅行者と漁師である。おし…
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