〔特集〕シン・円高 円高要因 次のユーロ危機 財政統合なき銀行同盟の欠陥構造 イタリア不良債権問題は必然だった=米倉茂
エコノミスト 第94巻 第38号 通巻4467号 2016.9.20
| 掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第38号 通巻4467号(2016.9.20) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3076字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (549kb) |
| 雑誌掲載位置 | 37〜38頁目 |
英国の欧州連合(EU)離脱問題が、イタリアの不良債権問題に飛び火している。 ユーロ圏では、2010年に高まった銀行危機と国家債務危機の複合危機(欧州ソブリン危機)を受けて、再発防止のために「銀行同盟」が構築された。しかし、この銀行同盟には構造的欠陥があり、それが今回のイタリアの銀行が苦しむ不良債権処理問題を浮き彫りにした。 その欠陥は、「ベイルイン方式」を原則とする破綻銀行の支援枠組みにある。ベ…
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