〔書評〕歴史書の棚 もう一つの離散の民 アルメニア人の物語=本村凌二
エコノミスト 第94巻 第28号 通巻4457号 2016.7.5
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第28号 通巻4457号(2016.7.5) |
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ページ数 | 1ページ (全929字) |
形式 | PDFファイル形式 (230kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
ディアスポラ(離散)の民といえばユダヤ人が定番である。ローマ帝国支配下のエルサレム陥落以降、世界各地に拡散し、シナゴーグを中心にユダヤ教の伝統を守る人々がいた。 それと同様に、ジョージ・ブルヌティアン『アルメニア人の歴史』(藤原書店、8800円)は最古の民族集団の一つでありながら、絶えず異民族に支配され、故地を離れ続けてきた人々の足跡をたどる。ほとんど唯一の通史であり、英語の原著はすでに5カ国語…
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