〔エコノミストリポート〕コンビニの黄昏を見抜けなかったカリスマ=松山徳之
エコノミスト 第94巻 第27号 通巻4456号 2016.6.28
| 掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第27号 通巻4456号(2016.6.28) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2680字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (626kb) |
| 雑誌掲載位置 | 86〜87頁目 |
コンビニ事業で日本の流通業をけん引してきたセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長の退任が明らかになったとき、マスコミの多くは「お家騒動」という視点でばかり伝えた。だが、私は大きな違和感を覚えた。 これはセブン&アイ社内の権力争いや、創業家の伊藤雅俊名誉会長と鈴木氏の確執という三面記事的な出来事ではなく、コンビニという業態自体がこれまでにない行き詰まりに直面しており、それがたまたま社長人事と…
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