〔ＦＬＡＳＨ！〕シャープ債務超過　消された７０００人削減案　経営再建はいばらの道＝後藤逸郎／池田正史
エコノミスト　第９４巻　第２２号　通巻４４５１号　2016.5.24

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９４巻　第２２号　通巻４４５１号（2016.5.24）
ページ数	4ページ　（全806字）
形式	PDFファイル形式　（649kb）
雑誌掲載位置	１３〜１６頁目

　台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業の傘下に入るシャープが５月12日に発表した２０１６年３月期連結決算は、最終損益が２５５９億円の赤字となった。前期の最終赤字２２２３億円に続き、２期連続の巨額赤字を計上し、負債が資産を上回る３１２億円の債務超過に陥った。鴻海が６月末までに出資払い込み後、高橋興三社長は退任する。後任は鴻海の戴正呉副総裁が、13人から９人に減らす取締役には、鴻海側が選んだ６人が株主総会後…