〔ＷＯＲＬＤ・ＷＡＴＣＨ〕広州　老舗店が開発エリアへ　街や食文化の変化映す＝太田元子
エコノミスト　第９４巻　第１７号　通巻４４４６号　2016.4.19

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９４巻　第１７号　通巻４４４６号（2016.4.19）
ページ数	3ページ　（全607字）
形式	PDFファイル形式　（638kb）
雑誌掲載位置	６２〜６４頁目

　中国・広州は「食は広州にあり」と言われる食の都だ。そんな街で長年愛されてきた小籠包(ショウロンポウ)店「老班長」の新店が広州の新開発エリア「珠江新城」にオープンした。　同店は１９９５年の開業以来、広州の旧市街、東山の１店舗だけだった。内装や食器は簡素で、小籠包やギョーザは味がよくて低価格。「見た目より味と安さ」にこだわる広州人に支持され続けている。　そんな老舗がオフィス街である珠江新城に突然出店…