〔書評〕歴史書の棚 「愛と平和」の宗教が戦争を根絶できない理由=本村凌二
エコノミスト 第94巻 第10号 通巻4439号 2016.3.8
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第10号 通巻4439号(2016.3.8) |
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ページ数 | 1ページ (全913字) |
形式 | PDFファイル形式 (243kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
「愛と平和」を祈り続けたキリスト教であるが、この世から戦争を根絶することに2000年かけても成功していない。 素朴だが根源的で重い問いかけである。石川明人『キリスト教と戦争』(中公新書、820円)は著者自らクリスチャンでありながら、「その時々のキリスト教徒の過ち」という言い訳に満足しない。 そもそも「汝(なんじ)の敵を愛せよ」とか「頬を打つ者にはもう一方の頬をも向けよ」とかの聖書の文言は非暴力の絶…
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