〔特集〕世界経済総予測2016 第2部 混迷する欧州 金融政策の限界 追加緩和に踏み切ったECB…=井上哲也
エコノミスト 第94巻 第1号 通巻4430号 2016.1.5
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第1号 通巻4430号(2016.1.5) |
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ページ数 | 2ページ (全2903字) |
形式 | PDFファイル形式 (474kb) |
雑誌掲載位置 | 82〜83頁目 |
◇追加緩和に踏み切ったECB 欧州は長期停滞の瀬戸際に 欧州中央銀行(ECB)は2015年12月3日の政策理事会で、追加の金融緩和を決定した。緩やかな景気回復の継続が見込まれる中で、ECBが追加緩和の決断に至った最大の理由は、低インフレが長期化するリスクに対する警戒感の高まりである。低インフレは企業などの債務の返済負担の軽減を困難にし、ひいては設備投資などを阻害して景気の下押し要因となってしまう…
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