〔書評〕歴史書の棚 唐代の禅僧・臨済が説く 時代を超えた「自由」=加藤徹
エコノミスト 第93巻 第48号 通巻4425号 2015.12.1
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第48号 通巻4425号(2015.12.1) |
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ページ数 | 1ページ (全967字) |
形式 | PDFファイル形式 (209kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
「自由」は西洋史の産物だと思っている日本人は多い。が、有馬頼底(らいてい)『『臨済録』を読む』(講談社現代新書、864円)は、そんな先入観を打ち砕く一冊だ。著者によると、「自由」ということを最初に言ったのは、中国の唐代の禅僧・臨済義玄(?〜866年)であった。 臨済の言行録『臨済録』には、「若(も)し真正(しんしょう)の見解(けんげ)を得(う)れば、生死(しょうじ)に染(し)まず、去住(こじゅう)…
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