〔書評〕読書日記 春画としぐさで考える江戸の実像=永井義男
エコノミスト 第93巻 第47号 通巻4424号 2015.11.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第47号 通巻4424号(2015.11.24) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1573字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (170kb) |
| 雑誌掲載位置 | 59頁目 |
江戸の春画がブームだという。とくに、若い女性のあいだで関心が高いようだ。 先日、東京都文京区の永青文庫で開催中(12月23日まで)の「春画展」に行ってきた。日本初(なんと、初なのだ)の春画展は大盛況で、しかも女性が多かった。 なかに、母と娘(江戸語では大年増と中年増であろう)の二人連れがいて、ちょっと驚くやら、感心するやら。ほほえましい姿といおうか。春画に対する日本人の受け止め方が確実に変わった…
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