〔日本人のための第一次世界大戦史〕/19 無線と日露戦争=板谷敏彦
エコノミスト 第93巻 第44号 通巻4421号 2015.11.3
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第44号 通巻4421号(2015.11.3) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3053字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (525kb) |
| 雑誌掲載位置 | 78〜79頁目 |
1905年5月27日早朝。対馬海峡を哨戒中の「信濃丸」から「敵艦見ユ」との報が無線によって朝鮮半島鎮海湾に待機する連合艦隊旗艦「三笠」に伝達された。無線機器の性能が未熟なため、途中で2等巡洋艦「厳島」を経由しての伝達だった。 これを受けた連合艦隊はすぐさま出撃すると同時に東京の大本営宛てに「敵艦隊見ユトノ警報ニ接シ聯合艦隊ハ直チニ出動之ヲ撃滅セントス本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」という有名な電文を…
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