〔特集〕韓国の限界 厳しい若年層雇用 失業率は9%に急上昇 中小企業の吸収進まず=向山英彦
エコノミスト 第93巻 第42号 通巻4419号 2015.10.20
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第42号 通巻4419号(2015.10.20) |
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ページ数 | 1ページ (全1457字) |
形式 | PDFファイル形式 (353kb) |
雑誌掲載位置 | 93頁目 |
韓国で若年層の雇用問題が深刻化している。景気の減速や大企業の新卒採用者数の減少に加え、中小企業による雇用の吸収も進まず、若年層の失業率が近年上昇した。大学進学率の上昇に伴って学生の大企業志向が強まっているうえ、大企業と中小企業の賃金格差が著しいため、中小企業に人材が向かわない。朴槿恵(パククネ)政権は若年層雇用を拡大させるため、教育改革とあわせて、「賃金ピーク制」の導入を含む労働市場改革を推し進…
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