〔書評〕歴史書の棚 江戸時代に最高水準の地図が生まれた理由=今谷明
エコノミスト 第93巻 第42号 通巻4419号 2015.10.20
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第42号 通巻4419号(2015.10.20) |
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ページ数 | 1ページ (全969字) |
形式 | PDFファイル形式 (231kb) |
雑誌掲載位置 | 64頁目 |
江戸時代は地図史の上で極めて特色のある期間であった。江戸初期、寛永年間には、大工頭(だいくがしら)中井家の手によって詳細かつ正確無比な「京都図」が作成されていた。1644(正保元)年には幕府の指示で各藩に「国絵図」の作製が命じられた。対馬藩のように後世、伊能忠敬を感心させた正確な国図もあったが、多くの藩では不正確なものも多く、精粗まちまちであった。 その後、民間では種々の日本図、世界図が作成され…
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