〔ＦＬＡＳＨ！〕東芝不正会計　企業統治改革に大打撃　新体制に問われる実効性＝酒井雅浩
エコノミスト　第９３巻　第３７号　通巻４４１４号　2015.9.22

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９３巻　第３７号　通巻４４１４号（2015.9.22）
ページ数	4ページ　（全1401字）
形式	PDFファイル形式　（757kb）
雑誌掲載位置	１３〜１６頁目

　東芝は９月７日、不正会計問題を受けて２度にわたって発表を延期していた２０１５年３月期決算と、過去の決算の修正をようやく発表した。問題発覚前、１２００億円の黒字予想だった15年３月期の最終（当期）損益は、過去の利益水増し分の修正を反映した結果、３７８億円の赤字に転落した。新たに不正な会計処理が見つかったため、09年３月期から14年４〜12月期の利益（税引き前）の下方修正額も１１８億円膨らみ、計２２…