〔ザ・マーケット〕長期金利 低下余地探る=藤木智久
エコノミスト 第93巻 第35号 通巻4412号 2015.9.8
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第35号 通巻4412号(2015.9.8) |
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ページ数 | 1ページ (全368字) |
形式 | PDFファイル形式 (328kb) |
雑誌掲載位置 | 90頁目 |
中国を発端とする世界的な株安にもかかわらず、債券市場の反応は総じて鈍い。理由の一つは為替介入だろう。新興国の中央銀行は、過度の自国通貨安を防ぐために介入を繰り返していると見られ、外貨を売却する必要がある。原資はこれまで積み上げてきた外貨準備であり、債券には売り圧力となる。また、米国の年内利上げが引き続き否定されないことも、金利低下の妨げとなっている。 円の長期金利も夏場から低下基調が続いているが…
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