〔ＦＬＡＳＨ！〕４〜６月期ＧＤＰ　３四半期ぶりマイナス　残る追加緩和の可能性＝新家義貴
エコノミスト　第９３巻　第３４号　通巻４４１１号　2015.9.1

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９３巻　第３４号　通巻４４１１号（2015.9.1）
ページ数	4ページ　（全867字）
形式	PDFファイル形式　（706kb）
雑誌掲載位置	１１〜１４頁目

　内閣府が８月17日に発表した４〜６月期の実質国内総生産（ＧＤＰ）成長率は前期比０・４％減（年率換算１・６％減）と３四半期ぶりマイナス成長となり、景気が足踏み状態にあることが示された。マイナス成長自体は事前に予想されていたことから金融市場で特に目立った反応はなかったものの、数値以上に内容が悪い点が気に掛かる。　マイナス成長となった主犯は個人消費と輸出だ。　個人消費は前期比０・８％減と大幅に落ち込み…