〔書評〕歴史書の棚 最後の漢民族的王朝を滅ぼした「戦犯」=加藤徹
エコノミスト 第93巻 第31号 通巻4408号 2015.8.4
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第31号 通巻4408号(2015.8.4) |
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ページ数 | 1ページ (全936字) |
形式 | PDFファイル形式 (245kb) |
雑誌掲載位置 | 66頁目 |
中国史上、最後の漢民族的王朝は1644年に滅亡した明である。当時、1億人もいた漢民族は、なぜ人口100万にも満たぬ満州民族の清に征服されたのか。佐藤文俊『李自成 駅卒から紫禁城の主へ』(山川出版・世界史リブレット人、864円)を読むと、その謎に対する答えが見えてくる。 明の末、陝西(せんせい)の貧農出身で地方の駅卒(駅伝制の労働者)だった李自成(1606〜45年)は、困窮農民や失業兵士などの「流…
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