〔米国〕労働組合衰退が招く米国格差 サービス業新組合が反撃=中岡望
エコノミスト 第93巻 第25号 通巻4402号 2015.6.23
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第25号 通巻4402号(2015.6.23) |
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ページ数 | 2ページ (全3114字) |
形式 | PDFファイル形式 (466kb) |
雑誌掲載位置 | 78〜79頁目 |
米国の労働組合に異変が起きている。飲食関係や医療関係などサービス産業の労働者が属す「全米サービス業従業員組合(SEIU)」が急拡大を続けているのだ。現在、SEIUの組合員数は200万人を超え、かつて最大の労組だった全米自動車労組(UAW)の39万人を大きく上回る。 ところが、SEIUの拡大とは裏腹に、米国の労組参加率は戦後一貫して減少を続けている。労組参加率の低下は企業経営者に対する労働者の交渉…
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