〔エコノミストリポート〕ユーロ圏デフレ回避の秘策 ECBの量的緩和に立ちはだかる不十分、効果なし、副作用の不安=山口曜一郎
エコノミスト 第93巻 第8号 通巻4385号 2015.2.24
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第8号 通巻4385号(2015.2.24) |
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ページ数 | 3ページ (全4595字) |
形式 | PDFファイル形式 (868kb) |
雑誌掲載位置 | 89〜91頁目 |
1月22日に、国債を含む月額600億ユーロ(約8兆円)の資産購入措置を決定したECBだが、振り返れば長い間、国債QEには消極的だった。その最大の理由は、米国は資本市場に基づいた経済であることから資産購入による量的緩和が効きやすいが、ユーロ圏経済は銀行貸し出しという間接金融が中心であるため、QEは政策ツールとしてそぐわない、という考えが根強かったからだ。加えて、ユーロ圏の場合は国債購入が財政ファイ…
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