〔WORLD・WATCH〕フィリピン ミンダナオ島和平でバナナ生産拡大へ=中村聡也
エコノミスト 第93巻 第4号 通巻4381号 2015.1.27
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第4号 通巻4381号(2015.1.27) |
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ページ数 | 3ページ (全559字) |
形式 | PDFファイル形式 (648kb) |
雑誌掲載位置 | 66〜68頁目 |
フィリピンのバナナ業界が輸出拡大に向けて動き出した。政情が安定化したミンダナオ島での生産を増やし、外貨獲得に役立てる考えだ。 国連食糧農業機関によると、フィリピンのバナナ輸出量は2012年、約265万トンで、エクアドルの500万トンに次いで世界2位だ。フィリピンが輸出する農水産物ではココナツ油に次ぐ規模で、同産業の輸出総額の2割以上を占め、年間10億ドル(約1200億円)の外貨を稼いでいる。雇用…
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