〔WORLD・WATCH〕シンガポール エリート養成に反旗 科学者が独自の奨学金=北原知也
エコノミスト 第93巻 第3号 通巻4380号 2015.1.20
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第3号 通巻4380号(2015.1.20) |
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ページ数 | 3ページ (全605字) |
形式 | PDFファイル形式 (644kb) |
雑誌掲載位置 | 70〜72頁目 |
シンガポールの国家を形作るのは、国民からエリートを選び抜く制度。将来、政府省庁に勤務することを条件に奨学金で留学させる「ボンド制」もその一つだ。ところが若き科学者、エン・カイアー博士がこの「お礼奉公」制度に真っ向から立ち向かい、波紋を巻き起こしている。 エン博士は自身のブログで芸術基金の創設を発表した。毎月1人の芸術家に1000シンガポールドル(約9万円)を助成するもので、自身の給与が原資だ。 …
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