〔学者に聞け!視点争点〕リフレ論争は19世紀から続く“鶏と卵”=山崎好裕
エコノミスト 第93巻 第2号 通巻4379号 2015.1.13
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第2号 通巻4379号(2015.1.13) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2910字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (333kb) |
| 雑誌掲載位置 | 48〜49頁目 |
◇お金が期待通りに回っていない 日本銀行による量的・質的金融緩和は、長く続いたデフレーションを収束させ、2%程度のマイルドなインフレーションに転化させるためのものだ。この緩和策を支持するリフレ派と、異論を唱える反リフレ派が論争を繰り広げているが、日本銀行は明らかにリフレ派の側にかじを切っている。 確かに消費者物価指数の上昇は続いているが、これは消費税増税と、円安による輸入価格の上昇のためである。…
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