〔緊急連載〕消費増税先送りを問う/3止 労働市場はほぼ完全雇用 景気の現状は増税延期に値しない=白川浩道
エコノミスト 第92巻 第54号 通巻4376号 2014.12.16
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第54号 通巻4376号(2014.12.16) |
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ページ数 | 2ページ (全3101字) |
形式 | PDFファイル形式 (370kb) |
雑誌掲載位置 | 88〜89頁目 |
安倍晋三首相は政権の長期化を目指し、来年10月に予定されていた2度目の消費税増税を1年半延期することを決定した。昨年、筆者は、今年4月の消費税増税に対し、「3%を一気に増税すると景気が冷え込む恐れがあるので、1%ずつの増税にすべきだ」と論じ、明確に反対の姿勢をとった。しかし、来年10月の消費税再増税については、予定通りに実施すべきだった、と考えている。以下では、その理由として3点指摘したい。 第…
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