〔書評〕歴史書の棚 作家たちの中国体験に感じた文化交流の力=加藤徹
エコノミスト 第92巻 第52号 通巻4374号 2014.12.9
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第52号 通巻4374号(2014.12.9) |
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ページ数 | 1ページ (全917字) |
形式 | PDFファイル形式 (244kb) |
雑誌掲載位置 | 74頁目 |
日中関係は、政治だけでなく経済面でも閉塞感が漂い始めている。最後の希望は文化のチャンネルだ。張競『詩文往還』(日本経済新聞出版社、2808円)は、文化交流の力が持つ可能性を考えるうえで大きなヒントになる本だ。 戦中・戦後の混沌とした日中関係の時代も、一流の知性と感性を併せ持つ日本の作家たちは、中国の文人と交流し、中国を訪問し、独特の中国体験と中国認識を紡いだ。 本書で取り上げる作家は多い。武田泰…
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