〔緊急連載〕消費増税先送りを問う/1 目先の景気動向にとらわれず 中長期でさらなる増税議論も=井堀利宏
エコノミスト 第92巻 第51号 通巻4373号 2014.12.2
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第51号 通巻4373号(2014.12.2) |
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ページ数 | 2ページ (全2594字) |
形式 | PDFファイル形式 (442kb) |
雑誌掲載位置 | 82〜83頁目 |
消費増税が先送りされ、総選挙で国民の信を問うことになった。アベノミクス本来の理念は、機動的な財政運営を実施しながら、規制改革による成長戦略で増収を図ることであったから、その意味では安倍晋三首相の決断は想定内とも言えよう。 しかし、2年前の3党合意では消費税の増税で財政再建を目指していたため、それとの整合性がなくなった。4月に5%から8%に引き上げた時の迷走以上に、今回の先送り=解散劇は政治の混乱…
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