〔特集〕止まらない円安 為替と株価の相関関係 通貨高・株高が自然な姿 円安・株高時代は終焉の兆し=芳賀沼千里
エコノミスト 第92巻 第45号 通巻4367号 2014.10.21
| 掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第45号 通巻4367号(2014.10.21) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2761字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (500kb) |
| 雑誌掲載位置 | 34〜35頁目 |
株式市場では、依然として「円安・株高」シナリオが支配的である。しかし、8月からの円安・ドル高局面では昨年前半ほど日本株が上昇していなかった。単純な回帰分析を行うと、2012年11月から13年6月までは対ドルで1円の円安が進むと、TOPIX(東証株価指数)は21・6ポイント上昇したが、今年8月以降、TOPIXの上昇は9・8ポイントにとどまる。円安の影響は以前ほど大きくないということになる。 ◇定着…
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