〔書評〕読書日記 金子兜太という人物の生きかたに惚れる=渡辺京二
エコノミスト 第92巻 第38号 通巻4360号 2014.9.9
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第38号 通巻4360号(2014.9.9) |
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ページ数 | 1ページ (全1797字) |
形式 | PDFファイル形式 (186kb) |
雑誌掲載位置 | 59頁目 |
黒田杏子さんから『語る兜太』(岩波書店、2376円)を戴いた。杏子さんによる金子兜太のインタビューである。私は兜太という人について、戦後前衛俳句の大御所と知るのみで、作品は一句も読んだことがない。しかし、この本はおもしろかった。とにかく人物が破格だ。 まず断っておかねばならぬが、私は完全な俳句音痴である。これまで私の美意識が反応できたのは、石牟礼道子と齋藤愼爾の句だけだ。これは私の持病たるロマン…
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