〔特集〕とことん考える人口減 歴史は教える ローマ帝国衰退とは無関係 出産忌避は上流階級だけ=樋脇博敏
エコノミスト 第92巻 第37号 通巻4359号 2014.9.2
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第37号 通巻4359号(2014.9.2) |
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ページ数 | 1ページ (全2051字) |
形式 | PDFファイル形式 (246kb) |
雑誌掲載位置 | 43頁目 |
ローマ帝国の「衰退」の原因の一つとして、人口減少を指摘する説があるが、実際はどうであったのか。 ローマ帝国が人口増加策のようなことを行っていたのかといえば、答えはイエスである。 初代皇帝アウグストゥスは、共和政末期の内乱で荒廃した帝国を復興させるためのさまざまな施策を実行に移したが、その一環として結婚奨励法を制定した。奨励策としては、3人以上の子を持つ父親は官職就任や昇進の際に優遇された。こうし…
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