〔東奔政走〕消費税の軽減税率導入めぐる攻防　公明党は「生活者の視点」を貫けるか＝末次省三
エコノミスト　第９２巻　第３２号　通巻４３５４号　2014.7.22

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９２巻　第３２号　通巻４３５４号（2014.7.22）
ページ数	2ページ　（全2484字）
形式	PDFファイル形式　（300kb）
雑誌掲載位置	８２〜８３頁目

　集団的自衛権の行使容認をめぐる自民、公明両党の協議は、安倍晋三首相サイドが慎重姿勢を示す公明党を押し切る形で決着した。安全保障政策の大転換という「国のかたち」を変えるテーマは、政府がすでに具体的な法整備に着手しており、今後、論戦の舞台は国会に移る。　◇厄介な線引き「別の『国のかたち』でも公明党とは意見の違いがある。年末に向けて調整を進めていくことになるが、集団的自衛権の問題よりも、むしろそっちの…