〔書評〕歴史書の棚 唐物崇拝者の中で異彩を放つ足利義満=今谷明
エコノミスト 第92巻 第29号 通巻4351号 2014.7.1
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第29号 通巻4351号(2014.7.1) |
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ページ数 | 1ページ (全955字) |
形式 | PDFファイル形式 (264kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
古代中世を通じて、香料が権力者に好まれたことは、洋の東西を問わない。西ではエジプトやローマ時代から乳香が珍重されていたが、アラビア半島南端に産する乳香は、さすがに古代日本には入って来なかった。 日本で貴重視されていた香料の代表は、ベトナム原産と考えられている沈香(じんこう)の香木である。樹脂が凝固して重くなり、水中に沈むのでこの名がある。中でも有名なのは、正倉院に収蔵されてきた黄熟香、銘を蘭(ら…
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