〔アートな時間〕歌舞伎　明治座　五月花形歌舞伎　染五郎が昼夜に大活躍、伊達の十役で早変わり＝小玉祥子
エコノミスト　第９２巻　第２３号　通巻４３４５号　2014.5.20

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９２巻　第２３号　通巻４３４５号（2014.5.20）
ページ数	2ページ　（全1213字）
形式	PDFファイル形式　（405kb）
雑誌掲載位置	５８〜５９頁目

　市川染五郎が明治座の「五月花形歌舞伎」で昼夜に大活躍。夜の部では三代目猿之助四十八撰に選定されている「伊達の十役（慙紅葉(はじもみじ)汗顔見勢(あせのかおみせ )）」に初挑戦している。「伊達の十役」は、七代目市川團十郎が務めて大当たりを取ったが台本の残っていなかった四世鶴屋南北作品を、市川猿翁(えんおう)（三代目猿之助）が、資料を手がかりに１９７９年４月に明治座で１６４年ぶりに復活上演した。実質…