〔ＦＬＡＳＨ！〕１４年春闘　ベア回答は大企業だけか　低賃金の構造問題は依然残る
エコノミスト　第９２巻　第１４号　通巻４３３６号　2014.3.25

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９２巻　第１４号　通巻４３３６号（2014.3.25）
ページ数	4ページ　（全1240字）
形式	PDFファイル形式　（757kb）
雑誌掲載位置	１７〜２０頁目

　２０１４年の春闘は、３月12日に主要企業の一斉回答日を迎えた。焦点となっているベースアップ（ベア）の水準について、自動車業界では、日産自動車が組合要求に対し満額回答となる３５００円という水準を早々に決めたほか、トヨタ自動車は２７００円としたうえで、併せて非正規社員の日給を２００円引き上げることも発表した。また、日立製作所、パナソニック、東芝など電機大手６社は１９９８年以来の高さとなるベア月額２０…