〔景気観測〕駆け込み需要狂騒曲 前回より小規模の可能性=藻谷俊介
エコノミスト 第92巻 第13号 通巻4335号 2014.3.18
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第13号 通巻4335号(2014.3.18) |
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ページ数 | 2ページ (全2373字) |
形式 | PDFファイル形式 (363kb) |
雑誌掲載位置 | 100〜101頁目 |
消費税増税前の駆け込み需要に関して、そろそろ実際に計量化できる時期になってきた。筆者は昨年11月12日号の当欄で、前回の消費増税前後の期間(1996〜97年)に比べて、駆け込みによって生じる段差は小さいのではないかと述べている。その最大の根拠は、前回は実質可処分所得が右上がりで増えていく過程にあったのに対して、今回は減少局面にあることであった。ここで現実の推移を実証することはさまざまな意味で有益…
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