〔アートな時間〕舞台 處女翫浮名横櫛─切られお富 嗜虐美の香りが漂う悪婆の一途な恋=小玉祥子
エコノミスト 第92巻 第13号 通巻4335号 2014.3.18
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第13号 通巻4335号(2014.3.18) |
---|---|
ページ数 | 2ページ (全1322字) |
形式 | PDFファイル形式 (338kb) |
雑誌掲載位置 | 66〜67頁目 |
強く美しく色っぽく、さらに悪の要素も持つ女形の役柄を歌舞伎では「悪婆(あくば)」という。四代目岩井半四郎(1747〜1800)が、1792年に演じた三日月おせんが最初と言われ、その後、五代目半四郎、三代目沢村田之助など時代を代表する女形が得意としてきた。 国立劇場の3月公演「處女翫浮名(むすめごのみうきなの)横櫛(よこぐし)─切られお富」では、実力と人気を兼ね備えた女形、中村時蔵が、悪婆の典型的…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「2ページ(全1322字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。